ゴールデンウィークに行きたい!混雑を避けた穴場リゾート5選!

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大洗(おおあらい)磯前(いそさき)神社から海へ続く参道の写真>
ゴールデンウィークといえば、日本中の人気観光地が大混雑する時期です。有名な観光スポットは人で溢れ、宿泊施設は予約困難、交通機関は満員...そんな状況を避けて、ゆったりとした休暇を過ごしたいと思いませんか?
この記事では、東京から比較的アクセスしやすく、ゴールデンウィークでも比較的混雑が少ない「穴場リゾート」をご紹介します。人気スポットの喧騒を離れ、ゆっくりと自然を満喫できる場所ばかりです。
1. 茨城県 - 大洗海岸エリア
穴場な理由
茨城県の大洗海岸エリアは、千葉の海岸エリアに比べて例年混雑が少なく、また、広々とした砂浜と美しい海岸線が魅力です。アニメ「ガールズ&パンツァー」の聖地としても知られていますが、ゴールデンウィークでも比較的人出が少なく、のんびりと海を楽しむことができます。
おすすめスポット
大洗海岸: 広大な砂浜でのんびり。春から初夏のシーズンには潮干狩りも楽しめます。

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大洗海岸のビーチ>
大洗マリンタワー: 高さ60mの展望台から大洗港や大洗の街並みの様子、さらには太平洋を一望できます。天気が良ければ富士山や日光、那須方面まで。

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大洗町のシンボル - 海の近くにそびえ立つ大洗マリンタワー>
アクアワールド茨城県大洗水族館: 約580種もの海の生き物を展示。太平洋に面した、日本でもトップクラスの大型水族館です!

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アクアワールド茨城県大洗水族館>
大洗磯前神社: 断崖絶壁に建つ絶景の神社。古くから家内安全,海上交通の守り神として信仰を集めてきたパワースポット。

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大洗磯前神社>
大洗町曲がり松商店街: 古くから栄えた海沿いの商店街。新鮮な海産物が味わます。

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大洗町曲がり松商店街>
東京からのアクセス
- 電車: JR上野駅から常磐線で水戸駅まで約1時間30分、そこからバスで約30分
- 車: 東京から常磐自動車道経由で約2時間(約130km)
2. 長野県 - 白馬(しろうま)・小谷(おたり)エリア
穴場な理由
冬のスキーシーズンで知られる白馬ですが、春のゴールデンウィークはオフシーズンとなり、比較的空いています。雪解け水で水量が増した清流や、残雪と新緑のコントラストが美しい山々を楽しめる時期です。
おすすめスポット
八方尾根(はっぽうおね): スキー場として知られる白馬八方尾根。ゴンドラで標高1,400mの絶景ポイントへ。眺望を楽しみながらハイキング。

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八方屋根と残雪の北アルプス>
白馬大池: 標高2,300mの湖畔の山荘。5月下旬以降にトレッキング(登頂を目指さない山歩きのこと)可能(残雪状況要確認)。山小屋、テント泊も人気。

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悠然と佇む白馬岳と白馬大池>
姫川源流自然探勝園: 遊歩道から、日本の名水100選にも指定された清らかな水源、清流には岩魚、また園内では水芭蕉、福寿草、カタクリ、ニリンソウ、ヒメザゼンソウ、バイカモの群生などを観察できます。

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日本名水百選に選ばれた自然探勝園>
白馬大橋: 新緑と北アルプスの絶景スポット。

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白馬大橋 - 雄大な白馬三山を眺めることができるスポット>
栂池(つがいけ)自然園: 日本でも有数の高層湿原があり、様々な動植物を観察する事ができます。晴れた日には白馬三山も一望可能です。

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栂池自然園 - 多様な動植物を観察できる高層湿原>
東京からのアクセス
- 電車: JR東京駅から北陸新幹線で長野駅まで約90分、そこからバスで約60分
- 車: 東京から関越自動車道、上信越自動車道経由で約3時間30分(約270km)
3. 群馬県 - 四万(しま)温泉
穴場な理由
「四万」とは、万病に効く温泉が四万通りあるという意味から名付けられたといわれる温泉地です。草津や伊香保ほど知名度が高くないため、ゴールデンウィークでも比較的静かに過ごせる穴場です。明治時代の雰囲気が残る温泉街と透明度の高い四万ブルーの清流が魅力です。
おすすめスポット
四万温泉街: 長い歴史と豊かな自然で知られる温泉街。「四万温泉」は群馬の四大温泉のひとつとして知られています。

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ライトアップが美しい四万温泉街の夜景>
四万川: エメラルドグリーンの神秘的で美しい水を堪える渓流沿いを散策。

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美しい色合いの水で知られる四万川>
四万甌穴(おうけつ): 四万川の川底にある甌穴群。川の浸食作用でできた力強くも美しい、珍しい地形。

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四万川の四万甌穴>
四万温泉 積善館: 四万温泉街にある、国の重要文化財に指定されている木造建築(外観見学可能)。

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映画『千と千尋の神隠し』の湯屋「油屋」のイメージモデルとなった四万温泉 積善館>
中之条ビエンナーレ: 開催時期が合えば現代アートを楽しめます(隔年開催)。

東京からのアクセス
- 電車: JR東京駅から上越新幹線で高崎駅まで約60分、そこからJR吾妻線で中之条駅まで約80分、バスで約30分
- 車: 東京から関越自動車道、渋川伊香保ICから約1時間30分(総所要時間約3時間、約170km)
4. 静岡県 - 西伊豆エリア
穴場な理由
東伊豆に比べて知名度がやや低い西伊豆エリアは、ゴールデンウィークでも比較的混雑が少ない穴場リゾートです。駿河湾と富士山を望む絶景や、温泉、海の幸が楽しめます。
おすすめスポット
堂ヶ島(どうがしま):天窓洞など奇岩が連なる海岸美

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堂ヶ島の写真 - 手前には遊覧船の乗り場>
西伊豆スカイライン: 伊豆市の戸田峠から土肥峠までを結ぶ全長約10.8kmの winding road。伊豆半島の空、山、海を堪能できる絶景ドライブコース。

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標高800~900mの山の稜線を走る西伊豆スカイライン>
黄金崎(こがねざき): 透明度の高い海と絶壁の岬。圧巻の馬ロックが有名。

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有名スポット - 黄金崎の馬ロック>
松崎町なまこ壁(かべ)の町並み: 全国でも希少となった、漆喰を使用した日本伝統の壁塗り様式 なまこ壁。なまこ壁通りの歴史的な町並みを散策!

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松崎町のなまこ壁>
太田子海岸(おおたごかいがん): サンセットスポットとして人気

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夕暮れの美しい太田子海岸>
東京からのアクセス
-電車: JR東京駅から新幹線で三島駅まで約60分、そこから伊豆箱根鉄道で修善寺駅まで約30分、バスで約60分
- 車: 東京から東名高速道路、伊豆縦貫自動車道経由で約3時間(約200km)
5. 栃木県 - 那須高原
穴場な理由
那須温泉や那須ハイランドパークなどの観光地として知られる那須エリアですが、広大な那須高原には混雑を避けられる静かなスポットも多くあります。特に高原の奥地や南側エリアは比較的空いており、新緑の美しさを堪能できます。
おすすめスポット
那須平成の森: 標高1,000mほどの山地にある自然公園。ブナの自然林のほか、希少種をはじめ多くの動植物が生息しています。

<*多様な自然環境が残る自然公園 - 那須平成の森 - *>
茶臼岳(ちゃうすだけ): 那須連山の主峰(初心者向けハイキングコースあり)。標高1,915mの噴煙を上げる活性山。

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那須連山の中央に位置する活火山 - 茶臼岳 - 現在も白い噴煙を吹きつづける>
殺生石(せっしょうせき): 九尾の狐伝説が残る歴史スポット。松尾芭蕉が『おくのほそ道』でこの地を訪れた事で知られています。

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殺生石>
那須高原南ヶ丘牧場: 年中無休。入場料無料の牧場。のどかで広大な風景を楽しめます。

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牧場の風景 - 小柄・茶色と白の紋様が特徴的なガーンジィ牛>
那須高原展望台: 恋人の聖地として選定されたデートスポット。標高1,000m以上に位置し、昼の晴天時においては、那須連山と関東平野を一望できます

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那須高原展望台>
東京からのアクセス
- 電車: JR東京駅から東北新幹線で那須塩原駅まで約70分、そこからバスで約30分
- 車: 東京から東北自動車道経由で約2時間30分(約160km)
まとめ

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広大な砂浜と遠浅の澄んだ海が美しい大洗海岸>
ゴールデンウィークは長期休暇を利用して旅行を計画する絶好の機会ですが、人気スポットの混雑は避けたいものです。今回ご紹介した5つの穴場リゾートなら、比較的空いた環境で、のんびりとした休暇を過ごすことができるでしょう。
特に平日を組み合わせての旅行や、主要観光地から少し離れたエリアを選ぶことで、さらに快適な旅行が実現できます。早めの計画と予約で、素敵なゴールデンウィークをお過ごしください!
【注意点】
- 各スポットの営業状況や混雑状況は年によって変動します。最新情報は各施設の公式サイトでご確認ください。
- 交通情報は一般的な所要時間であり、交通状況により変動します。
- 天候や季節によって景観や体験できるアクティビティが変わる場合があります。